ごあいさつ

はじめまして。ひなた助産院の宮田和美です。
平成31年4月から、産後ケアハウスとしてスタートして、丸四年が経ちました。
助産師として永くお産に立ち会ってきた私が、この仕事をするきっかけとなったのは、東京都の産後ケアセンターでの勤務でした。産後ケアセンターでのお母さんと赤ちゃんとの出会いが、私に産後ケアの必要性を教えてくれたのです。「授乳方法がわからない。入院中に教わったけどこれでいいのかしら。」「赤ちゃんは泣いてばかりで、昼も夜も寝てくれない。どうしていいのかわからない。」「少し休みたい…。」「実家も遠いし頼れない。」など、救いを求める多くのお母さんたちの姿がありました。
でも、少しお話をしたり、赤ちゃんの世話をお手伝いしたりすると、お母さんの顔は自然と笑顔になられていたのです。その後、そんなお母さんたちのすてきな笑顔に会いたくて、地域の助産師として少しでも力になりたいと思い、「久保みずきレディースクリニックひなた助産院」で産後ケアをさせていただくことになりました。
今回、久保みずきレディースクリニックと離れることになりましたが、新生「産後ケアハウス ひなた助産院」として再スタートができるのは、久保みずきレディースクリニックの理事長先生はじめ、スタッフの皆様のお力添えと、お母様方の応援のおかげです。本当にありがとうございます。
体を休め、美味しいものを食べて、気持ちに余裕を持つことで、お母さんの心も体も元気になります。お母さんが元気になると笑顔になります。それを見ている赤ちゃんも、自然といい笑顔になります。私たちも嬉しくなり、明日もがんばろうという気持ちになります。そんな「幸せのスパイラル」が、多くのご家族に訪れることを願っています。
新生「ひなた助産院」を、どうぞよろしくお願いします。